- Takahara Construction Design Office .. Since 1993 -
設計事務所の役割と設計の意義
 昨今、住宅業界において、設計に対する考え方が希薄になっているように感じます。

 プランニングの観点から、土地と住まいの関係を見つけ出し、イメージを膨らませ、住む人のための設計がしっかり行われているとは思えない現場を見かけます。日本の高度成長時代・バブル景気に湧いた時代には、今で考えれば粗悪な住宅が大量生産され、最近になり問題になっていることが多いと思いませんか?

 また、日本の気候風土に合った昔からの建築技法を学ぶことなく、高断熱や高気密がもてはやされているのではないでしょうか?無機質な部材に任せる住宅や、最新の材料だからといって大丈夫とは一概に言えない部分もあります。過度な高気密化がシックハウスの一要素となり、計画換気が義務付けられました。ですから、技術革新に溺れることなく冷静に住まいのあるべき姿を考え、材料を吟味することも必要と考えます。

 住宅設計は間取り(図面)を描くことではありません。そこに住まう人の生活を描くことと考えます。 住まう人の生活をプランする事も、設計事務所としての役割と考え、これからも住宅を探究していきたいと思います。
高原 典宏

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最終更新日 2015.04.09
更新履歴 2015.04.09 HP引越しました。(URL変わりました。)
2014.11.03 Blog引越完了しました。
2012.03.20 ホームページを更新しました。
2012.03.03 事務所新規にOPENしました。
2011.04.07 タイトルページレイアウト変更。
2011.03.17 東日本大震災についてコメント追加。
2011.02.14 Topixページへ設計事例追加。
2009.12.24 取得資格の追加、Topixページを変更。
2009.07.04 ホームページを全面リニューアル。

更新履歴は主たるものを除き省略しております。
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